はじめに
2020年11月に画像処理エンジニア検定 エキスパートを受験しまして、合格することができました。
なので、合格するまでの勉強方法や参考書などを、これから勉強する人の参考になればと思い、共有させていただきます。
ただし、次回からは試験範囲が変わり、GANなど深層学習の分野が入ってくるので、注意が必要です。
勉強開始前の自分のレベル
G検定やPythonエンジニア認定試験などの資格は持っていましたが、画像処理については、ほとんど知識を持っていませんでした。
勉強時間
約100時間
自分は2か月前ぐらいから勉強を始めました。
おすすめの参考書など
ディジタル画像処理 [改訂第二版]
お勧め度 ★★★☆☆
主教材と指定されていますが、内容はかなり難しいです。どの項目もとても詳細に書かれているのですが、それ故情報量が多くて、とても手に付けられません。最初、この本を読むことから、勉強をスタートさせたのですが、とてもきつかったです。
画像処理の知識がある人ならいいですが、自分みたいな初心者にはとても難しかったです。ただ、全く使えないのかというと、そうではなく、問題集を解いて、わからないところをこの本で調べるという使い方をすればいいと思います。
画像処理エンジニア検定エキスパート・ベーシック公式問題集
お勧め度 ★★★★★
公式の問題集となります。個人的には、この本をベースに勉強を進めていくことをお勧めします。
この問題集の中に、エキスパートとベーシックの問題が両方入っています。なので、画像処理初心者の方は、ベーシックの問題から解いていき、徐々に知識を付けていきましょう。画像処理の知識が全くなくても、ベーシックの問題ならそこそこ解けると思います。
[udemy] 画像処理の基礎:フィルタリング,パターン認識から撮像過程モデルまで
お勧め度 ★★★★★
ほぼすべて、画像処理エンジニア検定の範囲を網羅しているのではないかと思います。実際にコードを触りながらであったり、色々パラメータをいじって画像処理の効果を確認できたり、理解を深めるのにとても役に立ちます。
文章を読むだけだと中々イメージが付き辛い部分もあるので、実際に手を動かしながら学べる、この講座は貴重です。
実際の試験に関して
実際の試験は80分で10問解くことになります。時間が足りないということにはならないと思います。
公式の問題集は、きちんと内容を理解できるようになるまで解きましょう。必ず、本番で助けになります。