はじめに
2020年7月にPython 3 エンジニア認定基礎試験を受験しまして、合格することができました。
なので、合格するまでの勉強方法や参考書などを、これから勉強する人の参考になればと思い、共有させていただきます。
勉強開始前の自分のレベル
- Python自体は、Udemyの講座で勉強したり、kaggleをやっていたりしたので、ある程度の知識は持ち合わせていた
勉強時間
約20時間、10日 (平日2時間)
自分はPythonをある程度触っていた経験があるので、この程度ですが、Pythonを触ったことがない人はもう少し時間がかかると思います。
おすすめの参考書など
Python チュートリアル
お勧め度 ★★★☆☆
この本が本試験の教科書的な存在なので、この本の内容さえ理解できれば、試験は合格することができます。しかし、かなりとっつきにくく、他の言語を勉強していた前提で書かれている箇所もあるので、プログラミング初心者の方にはあまりお勧めできません。
もし、Python含め、プログラミングをまったく勉強したことない人は、Progateやもっと初心者向けの本をこなしてからこの本に取り組むのがいいと思います。
ちなみに、書籍を買わなくても、web版が存在します。web版は下記リンクから。
Python3エンジニア認定基礎試験模擬テスト(DIVE INTO EXAM)
お勧め度 ★★★★★
一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会認定の模擬テストです。Python3エンジニア認定試験には、過去問がないので、これがテスト形式の数少ない教材になります。
問題の難易度は本番の試験よりも少し簡単になっているので、この模擬テストは完璧にしておきたいところです(模擬テストと同じような問題が本番でもでました)。
ある程度ランダムで出題されますが、数も少ないので、答えを暗記しがちになりますが、きちんとコードの意味を理解することが大切です。
Python 3 エンジニア認定基礎試験(PRIME STUDY)
お勧め度 ★★★★★
問題の難易度としては先に上げたDIVE INTO EXAMのものよりも難しいです。このレベルの問題をきちんと理解して、解けるようになれば、本番の試験も十分合格できると思います。
Python3エンジニア認定試験問題集
お勧め度 ★★★★★
Pythonチュートリアルに沿って、問題がたくさん載っています。最後に模擬試験もついています。なので、これを繰り返し解くことをおすすめします。
勉強方法
基本的には、Python3エンジニア認定試験問題集とPython3エンジニア認定基礎試験模擬テスト繰り返し解いて、わからないところや、模擬テストだとあまり出てこないところをPythonチュートリアルで勉強するのがいいと思います。
まとめ
- 勉強時間はだいたい20時間くらい、Pythonやプログラミング初心者のかたはもう少し時間がかかるかも。
- Pythonチュートリアルは難易度が高いので、プログラミング初心者はもっと初歩的なものから始めましょう。
- Python3エンジニア認定試験問題集とPython3エンジニア認定基礎試験模擬テストを繰り返し取り組んで、完ぺきに解けるようになれば、十分合格できると思います
- しかし、ちまたで言われているほど、簡単ではないので、なめてかかると痛い目にあいます。
Pythonエンジニア認定 データ分析試験について
Pythonエンジニア認定 データ分析試験についてもまとめているので、もしよろしかったらどうぞ。
個人的には、データ分析試験のほうが、numpyやpandasなど、よく使うライブラリの勉強になり、より実践的な知識が身に付くと思います。
業界未経験の方などでも、ある程度Pythonを触れますというアピールになると思います。